F社は海外企業のM&Aや提携を相次いで行い、たとえ日本の職場であっても急速なグローバル化を迫られている。そうした職場の長である管理職は、これまでの専門性の高いプレイングマネージャーから、多様な人材を束ねるプロフェッショナルマネージャーへの変容が求められるため、管理職登用のプロセスの抜本的な見直しに着手した。具体的には登用数年前にマネージャーとしてのコンピテンシー保有度を確認した上で、登用アセスメント前の1年間をかけて、マネジメント能力を磨く「育成型アセスメント」に切り替えた。
Issue課題・背景
Solutionセルムのアプローチ
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ACTION
2回の360度アセスメント、テーマの異なる3回の集合研修、修了プレゼンという約1年という期間をかけて能力開発と多面的、客観的な評価を行う
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ACTION
期間中3回ある研修ごとに、受講者の様子を講師や人事が定性的にアセスメントし、本人にフィードバックすると共に能力開発のアドバイスをする
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ACTION
グローバルマネジメントスキルはたとえ国内営業であっても同社の管理職である以上必須とし、異文化環境でのピープルマネジメントのスキルを育成、評価する
