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CELM BELIEF

vol.32

2022年6月発行

人的資源から人的資本へ

「人的資源」という言葉に代わり、「人的資本」という言葉をよく聞くようになりました。
「人的資本」とは、人材を管理すべき「資源」と捉えるのではなく、投資することによって価値を創造する「資本」と捉えるという概念です。
政府、あるいは株式市場から次々に提示された、「人的資本に関する情報開示」の方針の中で使われたことがきっかけとなり、普及しつつある言葉だといえます。ところが、 「自社はずっと人を大事にする経営をしてきた。課題はそれをどう開示できるものにするかだ」として、これに取り組んでいる場合もあるように思います。
それでいいのか。本来意図すべきことは何なのか。
今号では、このテーマについて考えていきます。

INDEX

  • Opinion 人材を「価値の創造者」と捉えると、何を変えるべきか

    慶應義塾大学 総合政策学部 准教授  琴坂 将広氏
    株式会社セルム 代表取締役社長  加島 禎二

  • Special Interview お客様からも従業員からも選ばれる企業こそ、持続する企業

    日本生命保険相互会社
    人材開発部 人材開発部長 高木 寛和氏

  • Close up 「学ぶ」ことではなく、「学んで新しい役割を担う」ことまでがリスキリング
    ~成功のための要件とは~

    (一社)ジャパン・リスキリング・イニシアチブ
    代表理事 後藤 宗明氏

  • Young Talent 見えてきた新しい新入社員育成の形
    ~ここから人材開発を変えられる~

    株式会社セルム 執行役員 瀬戸口 航
    株式会社ファーストキャリア 本部長  池田 和史

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